おはこんにちは!YUMO(@YUMO9262)です!
今回はみんな大好きインデックス・ファンドの1つ「オルカン」🌏について紹介していきます。 オルカンがどういうものなのか、なぜオルカンが良いのか、知っておくことは握力を高めるのに大事です。 この記事では、オルカンとは何か、なぜ良いのか、暴落が起きたらどうするのかを紹介します😆
よく聞いたり、みんながいいというから何となく買っている人も多いインデックス・ファンドの1つが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(以降オルカンと記載します)です。
この金融商品のいいところは「余剰資金をオルカンに投資して運用が完結!」
後は、将来お金が必要になったときに、必要額を部分解約するまでそのまま持ち続けるのみです。
とても簡単ですよね😆
とはいえ、オルカンがどういうものなのか、なぜオルカンが良いのか、知っておくことは大事です。
知っておくことで握力が高まり、下落相場にぶち当たった時も慌てずに長期投資を続けられるからです。
この記事では、オルカンとは何か、なぜ良いのか、暴落が起きたらどうするのかを紹介します。
目次
そもそもインデックス・ファンドとは?
オルカンはインデックス・ファンドの種類の1つです。
✅インデックス=株価指数、ファンド=投資信託
✅インデックス・ファンドは、特定の株価指数に機械的に連動する投資信託のことです
✅株価指数で有名なものは、日経平均株価(日本代表の225社)、S&P500(米国代表の500社)があります
✅ざっくりいうと、この株価に連動して、私達の投資したお金も、増えたり減ったりします
オルカンの特徴
日本、先進国、新興国を含む全世界の株式市場に、これ1本で丸ごと投資できる商品です。
全世界に投資といっても、すべての国に均等に投資するわけではありません。
米国のような株式市場の大きな国の割合は大きく、株式市場の小さな国の割合は小さく投資をします。
この割合は、世界中の投資家が株式市場で売買することで値付けされた株価によって決まります。
優良な企業には高い株価が付けられる一方で、ダメ企業は低い株価が付けられたり、上場廃止になったりします。
✅簡単に言うと、オルカンを1本買えば、世界を代表する企業に投資できる!
✅ダメな企業は投資信託から消えるから、中身は常にピッカピカ!(自動メンテナンス)
オルカンが最適の理由
全世界株式型のインデックス・ファンドは他にも存在します。
その中でもなぜオルカンなのか?
理由を理解できれば、将来、新しい商品が出た時に、そのファンドが良いかどうか、買うべきかどうかを自分で評価できるようになります。
ここではよく確認される3つのチェックポイントを紹介します。
チェックポイント① コスト(手数料)
コスト(手数料)は「投資信託を保有した時に確実に発生するマイナスのリターン」です。
投資商品にかかるコスト(手数料)は、販売手数料、運用管理費用(信託報酬)、信託財産留保額の3つがあります。
簡単に紹介すると、次のとおりです。
購入時手数料:投資信託を購入するときにかかる手数料
運用管理費用(信託報酬):投資信託を保有している間ずっと支払い続ける手数料
信託財産留保額:投資信託を売却するときにかかる手数料
この中で、購入時手数料と信託財産留保額はゼロのファンドが現在主流です。
そのため、チェックすべきは、運用管理費用(信託報酬)になります。
私達が投資をしている間、少しずつ運用管理費用(信託報酬)は差し引かれています。
コストは、運用成績を確実に押し下げるものなので、安いものこそが正義です。
オルカンの運用管理費用(信託報酬)は、2024年8月時点で年率0.05775%で、超低コストです。
これは、100万円運用していたら、年間で約578円の手数料が発生するということです。
チェックポイント② 純資産総額
✅純資産総額が大きくて、規模が大きい程、たくさんのお金が集まっているといえます。
✅たくさんのお金が集まっていれば、その投資信託は、安定的な運用ができます。
✅逆に、純資産総額が少ないと、投資信託の運用が困難になり、繰上償還されてしまいます。
✅繰上償還になると、運用が停止され、投資家に資金が返されることになります。
✅繰上償還されると、もっと長期の運用をしたいと思っていても、その時点で投資家の損益が確定してしまうので、不本意な結果になるかもしれません。
純資産総額は100億円を突破していると、十分な規模といわれています。
オルカンの純資産総額は、約39,198億円(2024年8月時点)です。
1年前より約2倍になっていて、この点は、かなり安心できますね。
チェックポイント③ インデックスとの乖離
インデックス・ファンドは、特定の株価指数に機械的に連動するように運用します。
しかし、運用管理費用(信託報酬)などの運用コストがかかるため、その分インデックス・ファンドの値動きはインデックスから相応に下方向に乖離するのが普通です。
これを、「インデックスとの乖離」といいます。
このインデックスとの乖離は、できるだけ小さい方が良いです。
インデックスとの乖離があると、私達が思ったようなリターンを得られないためです。
ざっくりいうと、インデックスは10%上昇した。
でも、ファンドが5%しか上昇しなかった、というのは、乖離が大きいです。
オルカンの2023年4月26日~24年4月25日の騰落率は、インデックスの騰落率(+36.9%)を0.2%下回る程度であり、乖離は小さかったです。
騰落率(とうらくりつ)とは?
騰落率とは、ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ変化したかを表すものです。
✅例えば、現時点で100円の投資信託が1年後に105円になれば騰落率5%の上昇です
✅現時点で100円の投資信託が1年後に90円になれば騰落率10%の下落となります
大暴落のときにどうする?
投資を続けていると、2008年のリーマン・ショックや、2020年のコロナ・ショックのような大暴落は今後も起こります。
このような時にはどうしたらよいでしょうか。
これについては「全部全力で受け止める!」です笑
出典 ジェレミー・シーゲル著 「長期投資対象としての株式」第6版
「市場に居続ける」以外に、株価 の上昇を手にする方法がありません。
投資の一般的な原則は「長期・分散・低コスト」です。
世界に広く分散された、低コストなオルカンを長期保有し続ける、ただそれだけです。
暴落に耐えられなくなって、市場から退場した途端に損失が確定します😭。
退場しないで済む金額でリスク許容度を守って投資を続けるのが良いですね😊。
まとめ
この記事のまとめです。
初心者におすすめの投資信託の1つは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。
オルカンの特徴は?
日本、先進国、新興国を含む全世界の株式市場に、これ1本で丸ごと投資できる商品です。
オルカンが最適の理由は?
コスト(手数料)が最安水準、純資産総額が十分、インデックスの乖離が小さいからです。
暴落が起きたら?
「全部全力で受け止める」ので、そのままオルカンを保有し続けることです。
この記事がオルカンの投資をより納得したものにし、握力を高め、長期投資を続ける参考になればとても嬉しいです。
最後まで読んでくださり、有難うございました!
それではまた!