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新NISA オルカン投資を続けられる人、続けられない人の違い

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新NISAが今年から始まり、オルカン【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】を毎月積み立てている方も多いのではないでしょうか。

そんな中でこれから10年、20年と積み立てていく中で『ある誘惑』が邪魔をするかもしれません。

今回、オルカン投資で10年、15年と売らず、乗り換えず投資し続けようと思えるようこの記事を書きました。オルカン投資をしている方の少しでもお役に立てたら幸いです。

それでは最初に結論から申し上げます!





結論

続けられる人:誘惑に負けない人

続けられない人:誘惑に負ける人

ある誘惑ってなんだわん?

これから解説していくにゃー!

オルカンは毎年必ず(とある誘惑)に駆られる投資法となっています。 それは、、、、

オルカンより成績の良かったファンドに乗り換えたい!

そんな誘惑に負けないためにこれからどういうマインドでオルカン投資を続けていけばよいか解説していきます。

 出典:Guide to the Markets

  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内株式
  • 先進国国債
  • 新興国国債
  • 欧州ハイイールド
  • 米国ハイイールド
  • 米国REIT
  • J-REIT
  • いくつかの資産をバランスよく組み合わせたバランス型

各年の資産ランキングを表にしたものです。

この表から面白いことが分かります。

2011年から10年ちょっとの間で2年連続で1位だった資産クラスはないにゃー!

2年連続でビリだった資産クラスもないにゃー!

つまり、1位は頻繁に入れ替わっており、一貫したトレンドがあるわけではない。

この資料を作った超有名な資産運用会社は

「リターンの高い資産を毎年見極めるのは至難の業」

と言っていて、1位を当て続けるのはぶっちゃけ無理とのこと。

グレーのマスに注目するにゃー!

バランス型の資産クラスは何年遡っても1位にはなってないけど、ビリにもなってないわん!

これが分散投資スタイルのポジションということ。

地球上の47の国 地域にある約3000社の会社に投資する「これ一本で世界中に投資できる」というコンセプトのファンド

米国株の成績がトップだった年は米国株だけに投資してた人が1番儲かる

ハイテク株の成績がトップだった年はハイテク株だけに投資してた人が1番儲かる

そして、絶対に1位になることはないからこそオルカン投資家は毎年この誘惑と戦うはめになります

「もっと成績の良い株式ファンドに投資した方がいいんじゃないかわん、、、?」

1位はいらないにゃ!!

結論 オルカンから乗り換える必要はない!

理由はシンプル。

1年だけ見れば平均的な成績でも10年20年と積み上げると上位の成績になるから

20年という期間で見ると「市場平均(S&P500)」に勝てたファンドは5%ぐらいしかない

ウォール街のランダムウォーカー(第13版)より

95%は「平均」に敗北したわけです。

1位になる資産アセットクラスを毎年当て続けるのは難易度MAXにゃ!

長い目で見れば「大勝したり大負けしたりを繰り返す人」より「大勝しないけども大負けもしない人」の方が資産は増えやすい!

資産形成を成功させるには「その年に1位を当てて騒いでる人を見ないこと」が大切ってことわん。

再現性の高い投資法とは「1位を狙わない投資法」

  • 1位を狙わないからビリにならない
  • 1位をを狙わないから無駄なコストが発生しない
  • 1位を狙わないからスケベ心を出して売買タイミングをミスることがない
  • 1位を狙わないから長期的には「1位を狙う人達が脱落していくこと」で相対的に順位が上がる。

最後に

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は沢山ある投資信託の中で手数料が安い数少ない優良ファンドであり、投資初心者にもお勧めしやすい商品となっています。

これからインド株が伸びる!やらハイテク株最強!等 誘惑が多く飛び交い、それらに乗り換えそうになると思います。そんなときにこの記事を見てオルカンを持ち続けるグリップ力に変えてもらえたら幸いです。

愚直に積み上げてオルカン投資を続けていきましょう!

それではまた!





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